行事案内
祭り
2019年06月08日
東霧島神社のお田植え祭
令和元年のお田植祭は6月第2週の土曜日に開催されました。
太鼓の合図で鍬方3人が鍬を持って御田中央に進みます。
号令に合わせて左に3度右に3度田の表面を打ちます。
続いて代方4人が代搔き(面を均す農具)を持ちて斎田中央に進みます。
「良い田ナー」「良い田ナー」「目出田ナー」左に3度右に3度御田の表面を掻き回します。
そして早乙女全員で一斉に苗を投げ入れます。
斎田清祓の儀、来賓や関係者による玉串奉奠が行われます。
まんがつか認定こども園の園児による柔軟が行われます。
みんな柔軟な体で元気に披露します。
柔軟に続いて合唱も披露しました。
田長より「一の苗より植えませい」の号令後、早乙女たちは苗植えを行ないます。
不慣れながらも一生懸命苗を植えていく早乙女たち。
笑顔いっぱいの元気な早乙女たちは時折腰を伸ばしながら着々と植えていきます。
美味しいお米が出来ますように！祈りを込めながら植えていきます。
今年も好天に恵まれ、参加者も大勢集まった中無事にお田植祭を終えました。
お田植え祭（お田祭り）は江戸中期頃始まったと言われる。昭和10年代大東亜戦争等の激化に伴い、中断すると共に戦後もただ7月11日お田祭りの日としてその名を残すのみとなりました。そして、昭和62年復活の気運が高まり、平成元年5月種おろし・種まきをし、6月17日念願であったお田植え祭りを地元の小学生が早乙女となり、凡そ50年ぶりに復活し、今日に至っています。